2023年9月15日発行 1628号

  • 企業変革支援PGの活用
  • 【変革と挑戦―各同友会の実践事例から】岡山
  • 10月開催予定の経営研究集会一覧
  • 連載「知っておきたい採用のあれこれ(最終回)」
  • 第26回女全交in福岡 記念講演概要
  • 【あっ!こんな会社あったんだ】奈良
  • 【時潮創流】
  • 九州・沖縄ブロック役員研修交流会
  • 【同友時評】
  • DORオプション調査より

円卓

▼坊主頭に日焼け顔、汗と涙とド根性、監督の教えが絶対的。今年の夏は、こんな高校野球の雰囲気とは真逆の高校が優勝しました。慶應義塾高校は、従来のスタイルにとらわれない「エンジョイ・ベースボール」という精神を大事にし、強豪校相手にも自分たちのスタイルを貫きました。常に野球に対して楽しい気持ちをもって、練習や試合に取り組んでいるそうです

▼スポーツ科学やデータ分析などは、今や当たり前。目を見張るのは、リーダーの手腕、「伝え方」へのこだわりです。指導者と選手が上下関係にならないこと、そうなると一方通行の伝達や命令になり、選手は服従、従属するだけとなります。これを双方向に変えていくことが理想で、よりフラットな関係性をめざしてきたそうです。特に上下関係ではなく、対等な立場で「聴くこと」「対話すること」が何よりも大事だということです

▼そういう対等な立場で信頼関係を築き、いつも心がけていることは、選手の主体性を伸ばすことだそう。相手方の攻略法など選手自らが考え、練習も自主的に工夫して取り組み、また疑問があれば監督にも提言をしているとのことです。これも「人を生かす経営」の実践事例ですね。