2025年7月15日発行 1694号

- 連載「中小企業を働きがいのある職場に」(青森)
- 【同友エコ受賞企業】福島
- 青年部連絡会
- 「共同求人・社員教育活動のすすめ」改訂版発行
- 特集「中小企業魅力発信月間キックオフ行事」
- 中国ブロック支部づくり連携交流会
- 連載「私のしんぶん活用法」
- 【時潮創流】
- 【変革と挑戦―各同友会の実践事例から】宮崎
- 【同友時評】
- 本の紹介
- 寄稿募集
- 同友会景況調査(DOR)153号オプション調査
円卓
▼文科省の学習指導要領の改訂に中心的に関わった人のお話を聞く機会がありました。「社会に開かれた教育課程」という基本理念のもと、子どもたちが自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながらさまざまな社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会の創り手となれるようにすることが目的です。そして、よりよい教育を通してよりよい社会を創るということを学校と社会とが共有し、社会との連携および協働により実現をめざしているそうです。労使見解をもとにした人間尊重の経営と重なります
▼「ひらめきやすい人」を掲げ、①初めから偏見を持たない人、②柔軟に考えを改めることができる人、③自分の誤りを適切に見直せる人をめざしています。学校は子どもが安心して失敗できる場所。子どもが「好き」をもとに探求や創造などに取り組み、多様な学びに挑戦します
▼大人の役割は本気で伴奏し、子どもたちと真正面から向き合うことです。教育の現場でそれを阻害している要因は老害だそうです。老害は年齢とは関係なく、学びを止めた人の偏見や先入観から生じます。要注意です。