2025年4月25日発行 1686号

- 同友会景況調査(DOR)速報【2025年1~3月期】
- 中小企業魅力発信月間キックオフ行事「憲章・条例活用推進シンポジウム」
- 【注目の商品&サービス】福島・千葉・京都
- 【統計データを見る】
- 同友会チェックシート(京都)
- 第10回障害者雇用フォーラム(群馬)
- 【着眼着手】
- 「新時代を切り拓く中小企業」(兵庫)
円卓
▼4月4日、韓国憲法裁判所は尹(ユン)大統領の弾劾を支持する決定を下しました。その決定を支持する側と支持しない側が、それぞれに大規模集会を開いており、韓国内での分断の深刻さを感じます。欧州では極右政党が急伸していますし、米国では民主党支持派とトランプ大統領率いる共和党を支持する側との溝がますます深くなっているとのこと。国際的な国と国の関係でも、欧米や日本などの民主主義国と、中国・ロシア・北朝鮮・イランなどの国々が、さまざまな場面で対峙(たいじ)していて、世界の平和を脅かしている状況でもあります
▼こうした流れに対して、私たちはただ傍観していることしかできないのでしょうか? 世界の中で、大きな分断を起こしていない数少ない国の1つが日本です。その国の主権者たる私たちです。自主・民主・連帯という精神を、会の運営にも企業づくりにも、社員との関わりにおいても大切にしてきている同友会です。意見の分かれる問題については、徹底的に話し合う文化を持った私たちです。そして、周りに対して一定の影響力を持つと自負できるところまで来た私たちです。そんな私たちだからこそ、できることがあるのかもしれません。