2026年11月5日発行 1741号

  • 「経済のジェンダーギャップに関する研究グループ」報告書
  • DORの眼
  • 連載「今月の経営ヒント」
  • 特集:第54回青全交in宮城
  • 新時代を切り拓く中小企業(沖縄)
  • 同友エコ受賞企業(大阪)
  • 【時潮創流】
  • 事務局アカデミー
  • 新入社員フォローアップ研修(東京)
  • しおじり木曽支部設立10周年例会(長野)

円卓

▼11月3日は文化の日。秋の夜長に、祝日と文化の日の由来をひもといてみました

▼戦前は、11月23日の新嘗祭(にいなめさい)など皇室の祭典が行われる日を「祭日」、国および国民の祝い日を「祝日」として、2月11日の紀元節、11月3日は明治節(明治天皇誕生日)などが勅令で定められていました。今も祝祭日という言葉が残るゆえんです。日本国憲法施行の翌年、祝日法が制定されました

▼国会では衆参両院の文化委員会で65回にわたる会議を積み重ね、6千人を超える国民の世論調査も並行して行われました。新憲法の趣旨に沿い、国民大衆をあげて容易に納得し、参加し得るべきものの2つが基準とされ、9つの祝日が定められました

▼参院の委員長は山本勇造(「路傍の石」の作者、山本有三)。委員には徳川頼貞、羽仁五郎らの名もあります。半年にわたる審議を経て、戦前天長節・明治節であった日は、新生日本の憲法公布を記念し、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」文化の日として再出発したのです

▼今日では、祝日は16日に増えました。祝日法制定時、第2回であった国会も、現在は第222回の会期中です。自由と平和、文化を大切にした国になるような議論がまたれます。