2016年7月25日発行 1371号

  • 【新商品・新サービス紹介】北海道・東京
  • 【経済データを読む】税制の公平さとは
  • 東京同友会例会案内
  • 【新支部の誕生】秋田
  • 中小企業憲章・条例推進月間の取り組み(京都)
  • 【着眼着手】青森
  • 第44回青年経営者全国交流会in石川概要

円卓

▼「あんなに素晴らしい会社だったのに…」と言われながら消えていった得意先がたくさんあります。立派な経営者がいて、それぞれの部署を担当する幹部もそろっていたのに、結局は倒産・廃業に追い込まれていきました。なぜ?と当時は本当に疑問に感じていました

▼今になって振り返ると、その理由がハッキリ分かります。消えていった会社の共通点は「人が育っていなかった」こと。経営者は優秀、幹部も優秀。でも皆さん一緒に、確実に歳をとっていきます。大体同年代で固まっていることが多いので、みんなが同時にいなくなる。その時に、ふと周りを見たら、それぞれの役割を継いでいくメンバーが皆無なのです。社長はどなたかが後を継いでいても、営業部長や技術部長・工場長にふさわしい人が誰もいない。目に見えて凋落(ちょうらく)が始まっていきました

▼事業承継は経営者だけの問題ではありません。さまざまな役割を担っている幹部1人1人の後を、誰がどのように継いでいくのか、何十年も先を見据えての計画的な採用・育成・登用があってはじめて対応可能なことです。「気がついたときは手遅れだった」と後悔しないよう、同友会の学びをしっかりと実践していきましょう。