2016年7月15日発行 1370号

  • 中小企業憲章・条例推進月間の取り組み(長野)
  • 中国・四国ブロック代表者&支部長交流会
  • 京都同友会南支部例会
  • 【変革への第1歩~活用しよう企業変革支援プログラム】
  • 【採用と教育】埼玉
  • 【特集】第19回女性経営者全国交流会
  • 同友会運動の発展のためにから学ぶ
  • 【同友時評】
  • 【時潮創流】
  • DoyuNews【わが社の事業承継】(株)センレイ 代表取締役社長 小玉 紘平氏(福井)
  • 【文化面】【本の紹介】

円卓

▼世界経済の不安定さが鮮明になってきた。予想に反しイギリスの国民投票の結果はEU離脱に決まった。しばらくはEU内での混乱が続くことになるか。このことが減速していた中国に追い打ちをかける危険性もある。アメリカだけが堅調かというとこれまたドル高になり景気に水を差す。グローバル化した経済は各国と密接に関係しているのでしばらくは不安定な情勢が続くだろう

▼同友会景況調査(DOR)4―6月期調査によれば景気後退が鮮明だ。製造業の不振が顕著で、全業種の業況判断は今年に入り下落を続けている。世界経済の不安定要因に加え日本経済も厳しさを増している

▼その中で人材不足が全業種に広がっている。失業率3・2%はすでに完全雇用状態という説もある。若年労働者の減少に対し女性や65歳以上の高齢者の就業を促してきたがそろそろ限界だ。労働力不足は中小企業にとってピンチかチャンスかを真剣に考える時代認識が必要である

▼2017年は団塊の世代が70歳を迎え高齢労働力も減少局面に入る。後継者難の廃業が増加する一方で労働力不足が企業継続の障害になってくる。人間尊重の経営を標榜する同友会企業の真価が問われる。