2016年5月15日発行 1364号

  • 岩手ドイツ視察連載第5回
  • 新任教員の初任者研修(徳島)
  • ワークルール検定に挑戦
  • 各同友会定時総会特集(栃木・奈良)
  • 中同協第48回定時総会概要
  • 金融庁と懇談(中同協)
  • 【同友時評】
  • 【時潮創流】
  • 愛媛信用金庫と覚書調印(愛媛)
  • 【憲章・条例ニュース】大分
  • 【文化面】

円卓

▼熊本地震が発生して1カ月が経過しようとしている。1000回を超える余震が続いている。自然の力の前には人智も為すすべもなしかと思わざるを得ない。被災後の復旧作業は困難を極め、いまだ避難生活を余儀なくされている人もいる。全国の同友仲間からは義援金が着々と集まっている。阪神・淡路大震災と東日本大震災の教訓を生かした復興を願っている

▼年明け早々の株式の暴落に始り、為替の円高とマイナス金利の影響で景気は失速状況に陥った。中国など新興国経済の減速、消費増税以降続く消費の低迷もある。アメリカ、EU、中東など世界的に経済の不安定要因を多く抱えている現状を見守る経営者の俯瞰(ふかん)感覚が求められる

▼新年度に入り各同友会の総会で新しい役員人事が採択された。若い人たちを大いに登用すると同時にベテランが裏方に回り調和を取ることが組織の活性化につながる。人間尊重の経営を標榜する同友会は役を与えることでその人の隠れた能力を引き出さなければならない。大手T社のように経営理念に人間尊重を謳(うた)ってはいるが、トップの自己保身による粉飾決算で多くの社員をリストラするようでは情けない。真の人間尊重とは何か深く考えたいものだ。