2017年10月5日発行 1414号

  • 黒瀬直宏・嘉悦大学教授が迫る「海外戦略」
  • 【採用と教育】埼玉
  • 【変革と挑戦】岡山
  • 【特集】第5回経営労働問題全国交流会
  • 同友会で学び合うとは?
  • 「就業規則のガイドライン」作成プロジェクト
  • 【時潮創流】
  • DoyuNews 「キラリと光る小さな企業」
  • 岩手で進むエネルギーシフト

円卓

▼最近、経済紙に「ESG投資」の文字を目にすることが増えました。これは、気候変動など環境(Environment)の課題、ダイバーシティなど社会(Social)の課題、リスク管理体制など企業統治(Governance)の課題に取り組む企業の経営姿勢を評価し、投資判断に組み込もうというものです。企業の社会性の評価基準のひとつです

▼この動きが生まれた背景には、リーマン・ショックの反省があります。短期的な利益を追求した投資行動の結果、企業の持続性を軽視し世界経済を混乱に陥れた問題を克服しようというものです。ESG投資は、長期的な観点で企業価値の向上をめざし、持続的な成長につなげることによって投資リスクの低減とリターンの増加を見込みます

▼大事なことは、自らが株式投資をしているかどうかを別にして、今後の企業評価のあり方を展望するものと理解し着目しておくことです。定時総会の第11分科会では、国連による「ビジネスと人権に関する指導原則」を取り上げました。今後は、株式公開の有無にかかわらず、このような社会的責任の観点での企業評価がひろく適用されるでしょう。今から半歩先を見据えましょう。