2004年10月15日発行 947号

  • 「中小企業憲章」と企業づくり、同友会づくり(鋤柄幹事長)
  • 来年5月、全国統一合同企業説明会実施へ
  • 【ガンバレ農業!】岩手:くずまき高原牧場
  • 【支部長インタビュー】香川:高松第一支部
  • 【経営の原点は人】
  • 【経営指針で危機突破を】福岡:(資)若竹屋酒造場
  • ヨーロッパ中小企業憲章とEUの中小企業政策(2)

円卓

▼オリンピックにわいた暑い夏が終わり、9月に入るとプロ野球のスト問題が日本中の話題の中心になった。結果としては選手会側がストに突入したが、世論はストもやむなしと選手会を多数が支持した

▼あるオーナーによる「選手ごときが…」の時代錯誤の発言で、ファンからの猛烈な反発を招いた。プロ野球経営者の古い経営体質が明らかにされた。70年間の歴史で初めての出来事であった。伝統の上に胡座(あぐら)をかいて経営革新の努力を怠っていたツケと言えよう。久しく労使交渉の決裂などというニュースが無かっただけに、改めて労使のあり方を考えさせられた

▼その点、同友会には「労使見解」がある。いかなる企業体も、経営する人とその組織で働く人で構成されており、両者がいがみ合っていてはよい経営はできない。両者のコミュニケーションをよくして、労使一丸で経営にあたることが大切と教えている。そのためには経営理念を労使が共有することが必要である

▼経営者が最初に取り組む大きな仕事は、経営指針作りである。何のためにこの会社を作ったのか、何のために経営をするのか、だれのための会社か、もう1度、自社の存在理由を問うて見る機会にされてはいかがか。